深津式・シュンスケ式・ゴールシークプロンプトを徹底比較|AIプロンプトフレームワーク完全ガイド【2026年版】

プロンプト基礎知識

「ChatGPTに指示しても、期待した回答が返ってこない」「もっと的確な回答を引き出すコツはないの?」——プロンプトの書き方には型(フレームワーク)があり、それを使うだけで出力品質が劇的に変わります。

日本では深津式プロンプトシュンスケ式(ゴールシークプロンプト)が2大フレームワークとして広く知られています。海外ではChain of ThoughtやFew-shotなどの手法が主流です。

この記事では、主要なプロンプトフレームワークをビフォーアフターの具体例つきで解説し、場面ごとの使い分けを紹介します。

✨ プロンプトを自動生成

フレームワーク不要——フォーム入力だけで最適なプロンプトを自動生成できます。

プロンプト作成に迷ったら

フォーム入力だけで高品質なプロンプトを自動生成。ChatGPT・Claude・Geminiにワンクリック送信!

  1. プロンプトフレームワークとは
  2. 主要フレームワーク一覧と比較
  3. 深津式プロンプト
    1. 深津式の構造
    2. ビフォーアフター:深津式
  4. シュンスケ式プロンプト
    1. シュンスケ式の構造
    2. ビフォーアフター:シュンスケ式
    3. 深津式 vs シュンスケ式
  5. ゴールシークプロンプト
    1. ゴールシークの使い方
    2. ビフォーアフター:ゴールシーク
  6. 海外の主要フレームワーク
    1. Chain of Thought(思考の連鎖)
    2. Few-shot(少数例示)
    3. CRISPE
  7. 場面別フレームワーク選択ガイド
  8. フレームワークの組み合わせテクニック
    1. 組み合わせ1:深津式 + Chain of Thought
    2. 組み合わせ2:シュンスケ式 + Few-shot
    3. 組み合わせ3:ゴールシーク + 深津式
  9. プロンプトテンプレート
    1. 1. フレームワーク自動選択プロンプト
    2. 2. 深津式テンプレート生成
    3. 3. ゴールシークプロンプト
    4. 4. プロンプト改善プロンプト
  10. フレームワーク活用のコツ
    1. コツ1:まず深津式から始める
    2. コツ2:制約条件は5つ以上
    3. コツ3:出力例を示す(Few-shot)
    4. コツ4:一度で完璧を求めない
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q. どのフレームワークが一番おすすめですか?
    2. Q. 深津式とシュンスケ式はどう使い分ける?
    3. Q. Claude(Anthropic)やGemini(Google)でも使えますか?
    4. Q. 英語のフレームワークは日本語でも効果がありますか?
    5. Q. フレームワークを使わなくてもいい場合は?
  12. まとめ

プロンプトフレームワークとは

プロンプトフレームワークとは、AIから高品質な出力を得るためのプロンプトの書き方の型です。フレームワークを使わずに漠然と質問すると、AIも漠然と答えます。型に沿って書くことで、AIが「何を」「どのように」出力すべきかを正確に理解し、的確な回答を返します。

主要フレームワーク一覧と比較

フレームワーク提唱者/発祥核心難易度向いている場面
深津式深津貴之氏(note CXO)役割+制約条件+入力+出力★☆☆初心者・汎用的な質問
シュンスケ式林駿甫氏変数+制約条件+段階的ゴール★★☆複雑なタスク・長文生成
ゴールシーク林駿甫氏ゴール提示→AIが最適プロンプトを逆算★★☆プロンプト設計が苦手な人
CRISPE海外コミュニティCapacity/Role/Insight/Statement/Personality/Experiment★★☆ビジネス文書・専門的な出力
Chain of ThoughtGoogle Research「段階的に考えて」と指示★☆☆論理的思考・数学・推論
Few-shotGPT論文具体例を2-3つ示して出力パターンを指定★☆☆フォーマット統一・分類タスク
PREP法ビジネスライティングPoint/Reason/Example/Point★☆☆説得力のある文章生成

深津式プロンプト

note株式会社のCXO・深津貴之氏が提唱したフレームワークで、日本で最も広く使われています。シンプルで初心者にも取り組みやすいのが特徴です。

深津式の構造

#命令書
あなたは{役割}です。
以下の制約条件と入力文をもとに、最高の結果を出力してください。

#制約条件
・{制約1}
・{制約2}
・{制約3}

#入力文
{ユーザーの具体的な入力}

#出力文

ビフォーアフター:深津式

❌ Before(素のプロンプト)

「マーケティングについて教えて」

→ 広範すぎて教科書的な一般論が返ってくる

✅ After(深津式適用)

#命令書
あなたはSNSマーケティングの専門家です。以下の制約条件と入力文をもとに、最高の結果を出力してください。

#制約条件
・Instagram運用に特化
・飲食店向けの施策
・予算月3万円以内
・具体的なアクション付き

#入力文
個人経営のカフェのフォロワーを3ヶ月で1,000人増やす方法

#出力文

→ 具体的で実行可能な施策が返ってくる

シュンスケ式プロンプト

林駿甫氏が考案したフレームワークで、変数を使って制約を段階的に設定し、中間ゴールを経て最終ゴールに近づけるのが特徴です。深津式より複雑なタスクに向いています。

シュンスケ式の構造

#前提条件
{タスクの背景情報}

#変数の定義
{変数1} = "{値1}"
{変数2} = "{値2}"

#制約条件
・{変数を使った制約1}
・{変数を使った制約2}

#ゴール(段階的)
Step1: {中間ゴール1}
Step2: {中間ゴール2}
Step3: {最終ゴール}

#出力形式
{指定のフォーマット}

ビフォーアフター:シュンスケ式

❌ Before

「ブログ記事を書いて」

→ テーマも構成も曖昧な記事が生成される

✅ After(シュンスケ式適用)

#前提条件
SEO対策ブログの記事執筆

#変数
ターゲット = “ChatGPT初心者の30代会社員”
キーワード = “ChatGPT 使い方”
文字数 = “3000文字”
トーン = “親しみやすく専門用語を避ける”

#制約条件
・{ターゲット}が読んで即実践できる内容
・{キーワード}をH2に2回以上含める
・{トーン}で統一

#ゴール
Step1: 構成案を作成
Step2: 構成案を元に本文を執筆
Step3: SEOチェックと最終調整

深津式 vs シュンスケ式

比較項目深津式シュンスケ式
難易度低い(初心者向き)中程度
構造命令書+制約+入力+出力変数+制約+段階的ゴール
強みシンプルで汎用的複雑なタスクの精度が高い
弱み複雑なタスクには力不足準備に時間がかかる
向いている用途質問、短文生成、翻訳長文執筆、分析、多段階タスク

ゴールシークプロンプト

ゴールシークプロンプトは、最終的なゴール(欲しい出力)をAIに伝え、AIに最適なプロンプトを逆算させる手法です。「プロンプトの書き方がわからない」という人に最適です。

ゴールシークの使い方

私のゴールは「{最終的に欲しい出力}」です。
このゴールを達成するために、あなたに最適なプロンプトを作成してもらいたいです。
まず、ゴール達成に必要な情報を私に質問してください。
質問は一度に3つまでにしてください。
十分な情報が集まったら、最適なプロンプトを提案してください。

ポイント:AIが質問→ユーザーが回答→AIがプロンプトを改善、という対話を繰り返すことで、自分では思いつかないような精度の高いプロンプトが完成します。

ビフォーアフター:ゴールシーク

❌ Before

「営業メールを書いて」

→ 誰宛か、何の商品か、目的は何か不明で汎用的なメールが生成

✅ After(ゴールシーク適用)

ゴール:「既存顧客に新サービスを紹介し、30%の返信率を達成する営業メール」

→ AIが「業種は?」「サービスの特徴は?」「顧客との関係性は?」と質問
→ 回答を重ねるごとにプロンプトが精緻化
→ 最終的に高精度なメールテンプレートが完成

海外の主要フレームワーク

Chain of Thought(思考の連鎖)

Google Researchが提唱した手法で、「段階的に考えてください」と一言加えるだけで、AIの推論精度が大幅に向上します。特に数学、論理、複雑な分析に効果的です。

使い方:

以下の問題について、段階的に考えて(step by step)回答してください。

{問題文}

Few-shot(少数例示)

出力の具体例を2〜3つ示すことで、AIに出力パターンを学習させる手法です。フォーマットの統一や分類タスクに非常に効果的です。

使い方:

以下の例にならって、カスタマーレビューをポジティブ/ネガティブ/中立に分類してください。

例1: 「商品の質がとても良い」→ ポジティブ
例2: 「配送が遅すぎて困った」→ ネガティブ
例3: 「普通に使えます」→ 中立

分類してください: 「デザインは好きだけど価格が高い」→

CRISPE

6つの要素でプロンプトを構成するフレームワークです。

  • Capacity(能力):AIの役割・専門性
  • Role(役割):具体的な立場
  • Insight(背景情報):タスクの文脈
  • Statement(依頼内容):具体的な指示
  • Personality(性格):出力のトーン
  • Experiment(実験):複数案の生成指示

場面別フレームワーク選択ガイド

どのフレームワークを使えばよいか迷ったら、以下のフローで判断してください。

Q1. プロンプトを自分で書くのが苦手?

→ はい → ゴールシークプロンプト(AIに逆算してもらう)

Q2. タスクは単純?複雑?

→ 単純(質問、翻訳、要約) → 深津式
→ 複雑(長文、多段階、分析) → シュンスケ式

Q3. 論理的な推論が必要?

→ はい(数学、論理パズル、比較分析) → Chain of Thought

Q4. 出力フォーマットを統一したい?

→ はい → Few-shot(具体例を示す)

Q5. ビジネス文書で説得力が必要?

→ はい → CRISPE または PREP法

フレームワークの組み合わせテクニック

組み合わせ1:深津式 + Chain of Thought

深津式の制約条件に「段階的に考えて回答してください」を加えるだけ。シンプルさを保ちつつ推論精度を向上できます。

組み合わせ2:シュンスケ式 + Few-shot

シュンスケ式の段階的ゴールの中に、出力例(Few-shot)を含めることで、形式と内容の両方を制御できます。

組み合わせ3:ゴールシーク + 深津式

まずゴールシークでAIに最適なプロンプトを設計させ、その結果を深津式のフォーマットに整形して使う方法です。

プロンプトテンプレート

1. フレームワーク自動選択プロンプト

【プロンプト】

「以下のタスクに最適なプロンプトフレームワークを選び、そのフレームワークに沿ったプロンプトを作成してください。

【タスク】
(記入)

【出力形式】
・推奨フレームワーク名と選定理由
・フレームワークに沿った完成プロンプト
・プロンプトの使い方の説明
・期待される出力のイメージ」

2. 深津式テンプレート生成

【プロンプト】

「以下のタスクを深津式プロンプトのフォーマットに変換してください。

【やりたいこと】
(記入)

【出力形式】
・#命令書(役割の設定)
・#制約条件(5つ以上)
・#入力文(ユーザーが記入する部分を{変数}で表示)
・#出力文」

3. ゴールシークプロンプト

【プロンプト】

「私のゴールは「{最終的に欲しい出力を記入}」です。このゴールを達成するために最適なプロンプトを作成してください。まず、ゴール達成に必要な情報を私に質問してください。質問は一度に3つまでにしてください。十分な情報が集まったら、最適なプロンプトを提案し、そのプロンプトを実行してください。」

4. プロンプト改善プロンプト

【プロンプト】

「以下のプロンプトを改善してください。現在の問題点を指摘し、より高品質な出力が得られるプロンプトに書き直してください。

【現在のプロンプト】
(記入)

【現在の問題】
(出力が曖昧 / 長すぎる / 的外れ 等)

【出力形式】
・現在のプロンプトの問題点(3つ以上)
・改善後のプロンプト
・改善のポイント解説
・使用したフレームワーク名」

✨ フレームワーク不要で即生成

フォーム入力だけで最適なプロンプトを自動生成。フレームワークの知識がなくても大丈夫です。

コピペでプロンプトを生成する

フォーム入力だけで高品質なプロンプトを自動生成。ChatGPT・Claude・Geminiにワンクリック送信!

フレームワーク活用のコツ

コツ1:まず深津式から始める

初心者は深津式だけで十分です。慣れてきたらシュンスケ式やゴールシークに挑戦しましょう。

コツ2:制約条件は5つ以上

制約条件が少ないと出力がブレます。文字数・トーン・対象読者・除外事項・出力形式の5つを最低限指定しましょう。

コツ3:出力例を示す(Few-shot)

「こういう感じで書いて」と具体例を1つ添えるだけで、出力の精度が劇的に向上します。

コツ4:一度で完璧を求めない

プロンプトは反復改善するものです。最初の出力を見て、制約条件を追加・修正する「プロンプトの壁打ち」を習慣にしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. どのフレームワークが一番おすすめですか?

初心者には深津式、プロンプトを自分で考えるのが苦手な方にはゴールシークをおすすめします。万能なフレームワークはないので、タスクに応じて使い分けるのがベストです。

Q. 深津式とシュンスケ式はどう使い分ける?

単純な質問や短文生成は深津式、長文執筆や多段階の分析はシュンスケ式が向いています。

Q. Claude(Anthropic)やGemini(Google)でも使えますか?

はい、どのフレームワークもChatGPT・Claude・Geminiの全てで使えます。AIの基本的な仕組みは同じなので、フレームワークの効果はモデルを問わず発揮されます。

Q. 英語のフレームワークは日本語でも効果がありますか?

はい。Chain of ThoughtやFew-shotは日本語でも同等の効果があります。「段階的に考えてください」と日本語で指示するだけでOKです。

Q. フレームワークを使わなくてもいい場合は?

「東京タワーの高さは?」のような単純な事実質問にはフレームワークは不要です。創造的なタスクや複雑な指示のときにフレームワークの効果が発揮されます。

まとめ

この記事では、主要なプロンプトフレームワークを解説しました。ポイントを整理します。

  • 日本の2大フレームワークは深津式(シンプル・初心者向け)とシュンスケ式(変数・段階的ゴール)
  • ゴールシークはAIに最適なプロンプトを逆算させる手法
  • 海外ではChain of Thought(推論強化)とFew-shot(例示)が主流
  • タスクの複雑さに応じてフレームワークを使い分ける
  • フレームワークの組み合わせでさらに精度向上
  • まずは深津式から始めて段階的にスキルアップ

プロンプトは「型」を知るだけで劇的に変わります。今日からフレームワークを使いこなしましょう。

プロンプトの基本はプロンプトの書き方・コツ、実践テクニックはChatGPTの便利な使い方20選もあわせてご覧ください。その他のプロンプト活用法はAIプロンプト活用ブログでもご紹介しています。

✨ プロンプトを一括生成

フレームワーク選びに迷ったら——フォーム入力で最適なプロンプトを自動生成。ChatGPT・Claude・Geminiに対応しています。

まずは30秒で体験してみましょう

フォームに入力するだけで、ChatGPT・Claude・Geminiに最適化されたプロンプトが完成。面倒なプロンプト作成はツールに任せて、AIの回答品質を一気に向上させましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました