「LPを作ったのにコンバージョンが出ない」「キャッチコピーに何を書けばいいか迷って、制作が進まない」——ランディングページのコピーライティングは、マーケターや制作者にとって最も悩ましい作業のひとつです。
LPのCVR(コンバージョン率)を左右するのは、デザインよりも「言葉」です。ファーストビューのキャッチコピー、ベネフィットの訴求、CTAボタンの文言——これらの言葉がユーザーの行動を決めます。
ChatGPTを活用すれば、CVR改善に効くLPコピーを短時間で作成できます。この記事では、LPの各セクションに対応したプロンプトテンプレートを紹介します。
筆者がクライアントのLP改善にAIを活用したところ、ヒーローコピーのA/Bテストで勝率70%超えのコピーを量産できるようになり、CVRが2.3倍に改善しました。
CVRが上がるLPの基本構成
LPの7つの必須セクション
- ファーストビュー:キャッチコピー+サブコピー+CTA
- 課題提起:ターゲットの悩みに共感する
- 解決策の提示:商品/サービスがどう解決するか
- ベネフィット:得られるメリットを具体的に
- 実績・社会的証明:導入事例・お客様の声・数字
- 料金・プラン:価格と含まれる内容
- CTA:行動を促すボタンとマイクロコピー
LP各セクションのプロンプトテンプレート
ファーストビュー(ヒーローセクション)
【プロンプト】
「あなたはCVR改善に定評のあるLPコピーライターです。以下の商品/サービスのファーストビュー用コピーを作成してください。
【商品/サービス情報】
・名前:(記入)
・概要:(記入)
・ターゲット:(記入)
・最大のベネフィット:(記入)
・競合との違い:(記入)
【出力形式】
・キャッチコピー(15文字以内)を5パターン
・各キャッチコピーに対応するサブコピー(30〜50文字)
・CTAボタンのテキストを3パターン
・CTAボタン周辺のマイクロコピー(「〇〇秒で完了」「クレジットカード不要」等)を3パターン
【条件】
・ターゲットの最大の悩みに直接訴えかける
・数字を含むパターンを2つ以上
・疑問形のパターンを1つ以上」
ベネフィットセクション
【プロンプト】
「以下の商品/サービスのベネフィットセクション用コピーを作成してください。
【商品情報】
・商品/サービスの特徴:(3〜5つ記入)
・ターゲットの悩み:(記入)
【出力形式】
・セクション見出し(「選ばれる3つの理由」等)
・ベネフィット1:見出し(10文字以内)+説明文(50〜80文字)
・ベネフィット2:見出し+説明文
・ベネフィット3:見出し+説明文
【条件】
・「機能」ではなく「ベネフィット(顧客が得る成果)」で書く
・例:✗「AIが自動分析」→ ◯「分析作業が5分で完了、空いた時間を戦略立案に」
・ビフォーアフターの対比を使う」
お客様の声・社会的証明セクション
【プロンプト】
「以下の情報をもとに、LP掲載用のお客様の声(テスティモニアル)セクションを構成してください。
【既存のレビュー・お客様の声】
(実際のレビューや事例を貼り付け)
【出力形式】
・セクション見出し
・お客様の声3つ(各100〜150文字、業種・役職・成果を含む)
・数字で示す実績(「導入企業〇〇社」「満足度〇〇%」等)
・メディア掲載実績(あれば)
【条件】
・リアリティのある具体的な表現
・ターゲットが「自分と同じ立場の人が成功している」と感じられる内容
・既存のレビュー内容を元にしつつ、LP用に読みやすく編集」
CTAセクションの最適化
【プロンプト】
「以下のLPの最終CTA(行動喚起)セクションのコピーを作成してください。
【情報】
・CTA目的:(資料請求 / 無料トライアル / 購入 / 問い合わせ)
・ターゲットの主な懸念:(記入)
・特典や保証:(記入)
【出力形式】
・セクション見出し(行動を促す一言)を3パターン
・見出し下の本文(50〜100文字、最後の一押し)
・CTAボタンテキストを5パターン
・マイクロコピー(不安を解消する一言)を5パターン
・「よくある質問」に掲載すべきFAQを3つ
【条件】
・緊急性を出しつつ押し売り感を避ける
・リスクリバーサル(返金保証、無料期間など)を強調」
LPコピーの精度を上げるコツ
コツ1:ペルソナを詳細に設定する
プロンプトに「ターゲットは〇〇」だけでなく、年齢・職業・悩み・検索キーワードまで詳細なペルソナ情報を含めるほど、刺さるコピーが生成されます。ペルソナ設計はChatGPTでペルソナ設計する方法もご参照ください。
コツ2:A/Bテスト用に複数パターン作る
「ファーストビューのコピーを5パターン作成してください」と指示し、実際にA/Bテストで検証するのが最も確実なCVR改善方法です。
コツ3:競合LPを参考にさせる
「競合サービスのLPでは〇〇と訴求しています。それとは異なる切り口で」と差別化の方向性を明示すると、独自性のあるコピーが生成されます。
よくある質問(FAQ)
Q. AIで作ったLPコピーでCVRは本当に上がりますか?
AIコピーはA/Bテストの「候補」を量産するのに最適です。1つのコピーで劇的に改善するのではなく、複数パターンをテストし続けることでCVRが向上します。
Q. 薬機法や景品表示法は大丈夫ですか?
AIは法規制を十分に理解していない場合があります。健康食品・美容・金融など規制の厳しい業界では、必ず法務チェックを行ってください。
Q. LPのデザインもAIで作れますか?
この記事ではコピーライティングに特化していますが、AI画像生成ツールとの組み合わせでビジュアル素材も作成可能です。画像生成はAI画像生成プロンプトの書き方もご覧ください。
まとめ
この記事では、AIでLPのコピーライティングをする方法をセクション別に解説しました。ポイントを整理します。
- LPはファーストビュー・課題提起・ベネフィット・社会的証明・CTAの構成が基本
- 各セクションに対応したプロンプトテンプレートを活用
- 機能ではなくベネフィット(顧客が得る成果)で書く
- A/Bテスト用に複数パターンを量産し、データで検証する
- 規制の厳しい業界は法務チェックを必ず行う
LPの成果はコピーで決まります。AIを活用して大量のコピー案を素早く作成し、テストを回してCVRを最大化しましょう。
キャッチコピーはChatGPTでキャッチコピーを作る方法、マーケティング全般はマーケティング担当者向けAIプロンプトもあわせてご覧ください。その他のプロンプト活用法はAIプロンプト活用ブログでもご紹介しています。
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